SDK2 テキスト管理データ形式

ここで扱うのは、コングファミリーのせりふ全般(含・クイズ/ヒント/メニューテキスト/施設利用料)です。

非常に複雑な階層構造となっていて、構造が掴みにくいのが特徴(?)

以下J版V1.0のアドレス。後期版や米版などはアドレスが違うので注意(ただし管理階層構造は全く同じ)

$34:C495 テキスト管理データのエントリ
├$34:C495 ファンキーフライトのメニューへのポインタ(全エリア共通)(バンク$3A内)

├$34:C49B クラッバの見張り小屋のメニューへのポインタ(全エリア共通)(バンク$3A内)

├$34:C49D クランキーの小屋のメニューへの配列ポインタ(14エリア分)(バンク$3A内)
│├$34:C49D 1面
│├$34:C49F 2面
│├$34:C4A1 3面
│├$34:C4A3 4面外(不使用)
│├$34:C4A5 5面
│├$34:C4A7 6面
│├$34:C4A9 7面(不使用)
│├$34:C4AB ダミー(不使用)
│├$34:C4AD 4面
│├$34:C4AF $34:C49D ロスト2
│├$34:C4B1 ロスト3
│├$34:C4B3 ロスト4
│├$34:C4B5 ロスト5
│└$34:C4B7 ロスト6

├$34:C4B9 リンクリーのメニューへの配列ポインタ(7エリア分)(バンク$3A内)
│├$34:C4B9 1面
│├$34:C4BB 2面
│├$34:C4BD 3面
│├$34:C4BF 4面外
│├$34:C4C1 5面
│├$34:C4C3 6面
│└$34:C4C5 7面

├$34:C4C7 クイズのメニューへの配列ポインタ(9エリア分)(バンク$3A内)
│├$34:C4C7 1面
│├$34:C4C9 2面
│├$34:C4CB 3面
│├$34:C4CD 4面外(不使用)
│├$34:C4CF 5面
│├$34:C4D1 6面
│├$34:C4D3 7面(不使用)
│├$34:C4D5 ダミー(不使用)
│└$34:C4D7 4面

├$34:C4D9 コングファミリーのせりふのベースポインタ(バンク$37内)
│├$34:C4D9 クランキー初期テキスト
│├$34:C4DB ファンキー初期テキスト
│├$34:C4DD スワンキー初期テキスト
│├$34:C4DF リンクリー初期テキスト
│└$34:C4E1 クラッバ初期テキスト

├$34:C4E3 テキストセットへの配列ポインタ(15個)(バンク$37内)
│├$37:7469 クランキー:入場
││├$37:7469 要素数
││├$34:C46B テキスト1のアドレス
││└$34:C46D (以下略)
││
│├$37:75BB ファンキー:入場
│├$37:7553 スワンキー:入場
│├$37:75F1 リンクリー:入場
│├$37:7623 クラッバ:入場
│├$37:74DB クランキー:コイン不足
│├$37:75CD ファンキー:コイン不足
│├$37:7565 スワンキー:コイン不足
│├$37:7603 リンクリー:コイン不足
│├$37:7635 クラッバ:コイン不足
│├$37:74F7 クランキー:退場
│├$37:75DB ファンキー:退場
│├$37:7573 スワンキー:退場
│├$37:7611 リンクリー:退場
│└$37:7547 クラッバ:退場

├$34:C501 問題管理データへのポインタのポインタ(9エリア分)(バンク$34内)
│├$34:C501 1面の問題管理データへのポインタ(バンク$37内)
││├$34:C537 お手軽コース:問題管理データへのポインタ
│││├$34:C537 1問目:問題文のアドレス(バンク$37内)
│││├$34:C539 1問目:問題文の表示時間(単位:F)
│││├$34:C53B 1問目:選択肢のアドレス(バンク$37内)
│││├$34:C53D 1問目:正解の番号
│││└$34:C53F 2問目:(以下略)
│││
││├$34:C54F ちょいムズコース
│││└(略)
│││
││└$34:C567 ばりムズコース
││
│├$34:C503 2面
│├$34:C505 3面
│├$34:C507 4面外(不使用)
│├$34:C509 5面
│├$34:C50B 6面
│├$34:C50D 7面(不使用)
│├$34:C50F ダミー(不使用)
│└$34:C511 4面中

├$34:C6E7 リンクリーのヒントセットへの配列ポインタ(7エリア分)(バンク$34内)
│├$34:C6E7 1面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C6F5 1面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││ ├$37:0000 (Nullポインタ:セーブする)
││ ├$37:60FC
││ ├$37:6151
││ ├$37:61A0
││ ├$37:6229
││ ├$37:627C
││ └$37:61F3
││
│├$34:C6E9 2面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C703 2面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││ └(略)
││
│├$34:C6EB 3面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C711 3面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C6ED 4面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C71F 4面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C6EF 5面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C727 5面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C6F1 6面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C72F 6面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│└$34:C6F3 7面のヒントのポインタ(バンク$34内)
│ └$34:C735 7面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)

├$34:C73B クランキーのヒントセットへの配列ポインタ(14エリア分)(バンク$34内)
│├$34:C73B 1面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C757 1面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││ ├$37:49BB
││ ├$37:4A0C
││ ├$37:4A47
││ ├$37:4A94
││ ├$37:4AE9
││ └$37:4B21
││
│├$34:C73D 2面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C763 2面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││ └(略)
││
│├$34:C73F 3面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C76F 3面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C741 4面外(不使用)
││
│├$34:C743 5面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C787 5面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C745 6面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C793 6面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C747 7面(不使用)
││
│├$34:C749 ダミー(不使用)
││
│├$34:C74B 4面のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C77B 4面のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C74D ロスト2のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C79F ロスト2のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C74F ロスト3のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C79F ロスト3のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C751 ロスト4のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C79F ロスト4のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│├$34:C753 ロスト5のヒントのポインタ(バンク$34内)
││└$34:C79F ロスト5のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)
││
│└$34:C755 ロスト6のヒントのポインタ(バンク$34内)
│ └$34:C79F ロスト6のヒントテキストの配列ポインタ(バンク$37内)

├$34:C7AB ファンキーフライトの料金へのポインタ(バンク$34内)

├$34:C7B1 クラッバの見張り小屋の料金へのポインタ(バンク$34内)

├$34:C7B3 クランキーのヒントの料金への配列ポインタ(14エリア分)(バンク$34内)
│├$34:C7B3 1面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7B5 2面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7B7 3面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7B9 (不使用)
│├$34:C7BB 5面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7BD 6面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7BF (不使用)
│├$34:C7C1 (不使用)
│├$34:C7C3 4面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7C5 ロスト2の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7C7 ロスト3の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7C9 ロスト4の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C7CB ロスト5の料金へのポインタ(バンク$34内)
│└$34:C7CD ロスト6の料金へのポインタ(バンク$34内)

├$34:C7CF クランキーのヒントの料金の配列(2バイト単位)
│├$34:C7CF 1面
││└(略)
││
│├$34:C7DD 2面
│├$34:C7EB 3面
│├$34:C7F9 4面
│├$34:C807 5面
│├$34:C815 6面
│└$34:C823 ロスト2,3,4,5,6

├$34:C82F ファンキーフライトの料金の配列(2バイト単位)
│├$34:C82F フライトする
│└$34:C831 フライトしない

├$34:C833 クイズの料金への配列ポインタ(9エリア分)(バンク$34内)
│├$34:C833 1面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C835 2面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C837 3面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C839 (不使用)
│├$34:C83B 5面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C83D 6面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C83F (不使用)
│├$34:C841 (不使用)
│└$34:C843 4面の料金へのポインタ(バンク$34内)

├$34:C845 クイズの料金の配列(2バイト単位)
│├$34:C845 1面
││├$34:C845 お手軽コース
││├$34:C847 ちょいムズコース
││├$34:C849 ばりムズコース
││└$34:C84B 帰る
││
│├$34:C84D 2面
││└(略)
││
│├$34:C855 3面
│├$34:C85D 4面
│├$34:C865 5面
│└$34:C86D 6面

├$34:C875 リンクリーのヒントの料金への配列ポインタ(7エリア分)(バンク$34内)
│├$34:C875 1面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C877 2面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C879 3面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C87B 4面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C87D 5面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│├$34:C87F 6面の料金へのポインタ(バンク$34内)
│└$34:C881 7面の料金へのポインタ(バンク$34内)

├$34:C883 リンクリーのヒントの料金の配列(2バイト単位)
│├$34:C883 1面
││└(略)
││
│├$34:C893 2面
│├$34:C8A3 3面
│├$34:C8B3 4面
│├$34:C8BD 5面
│├$34:C8C7 6面
│└$34:C8CF 7面

└$34:C8D7 クラッバの見張り小屋の料金の配列(2バイト単位)

また、これとは別に、コード内で直接定義されているアドレスがあります。以下に示すとおりです。(これもJ版V1.0のもの)

$34:94BB クランキーのせりふセット4のアドレス(バンク$37内)
$34:924E クランキーのせりふセット5のアドレス(バンク$37内)
$34:8E10 クランキーのせりふセット6のアドレス(バンク$37内)
$34:BE4F クランキーのせりふセット7のアドレス(バンク$37内)
$34:90BD クランキーのせりふセット8のアドレス(バンク$37内)
$34:9114 クランキーのせりふセット9のアドレス(バンク$37内)
$34:A5AD スワンキーのせりふセット4のアドレス(バンク$37内)
$34:A58C スワンキーのせりふセット5のアドレス(バンク$37内)
$34:A59C スワンキーのせりふセット6のアドレス(バンク$37内)
$34:A627 ファンキーのせりふセット4のアドレス(バンク$37内)
$34:9F6A クラッバのせりふセット4のアドレス(バンク$37内)

 

テキストデータ仕様

○初期テキスト

初期テキストとは、初めて施設に訪れたときに表示されるテキストのことで、日本語版、海外版ともに6行と決まっています。

○テキストセット

コングファミリーのテキストは、仕様用途別に束になっており、この一つ一つの束をテキストセットと呼びます。
標準ではテキストセットは26個定義されています。(そのうち15個が汎用セットとして配列ポインタを持っています)
テキストセットの構造は単純で、最初にそのテキストセットに含むテキストの要素数を記述し、続いて使用するテキストのアドレスを記述します。
なお、テキストセットに含まれるテキストは、1つにつき日本語版では3行、海外版では6行と決まっています。

○メニュー

メニューは日本語版と海外版で少し仕様が異なります。

日本語版:最初に項目数の2倍の値(16bit)を書き、その後にテキストデータを続けます。テキストデータの行数=項目数
海外版:最初に項目数の2倍の値(16bit)を書き、その後にテキストデータを続けます。テキスト2行で1項目です。

○クイズ

クイズの問題文は日本語版は3行、海外版は6行と決まっています。また、選択肢についても日本語版は1つ1行、海外版は1つ2行と決まっています。

○ヒント

ヒントの問題文も日本語版は3行、海外版は6行と決まっています。