BRL 命令 (Branch Always Long)
常に、指定された場所へアセンブリの実行位置を変更します。

BCCオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
82
BRL near
PC Rel. long
3
4

フラグ変化
-------

この命令はステータスフラグを変更しない。

解説
BRL命令は、現在のプログラムカウンタを基準に、オペランドに指定された符号付16ビットオフセットの示すアドレスへプログラムの実行位置を常に変えます。
BRA命令およびBRL命令は、制御フローを簡潔にしたり、コードの再配置を容易にするために用意されているものです。
また、BRAないしBRL命令によって無限ループを構成し、その内部で別の条件分岐を用いて大域脱出を行うようなコーディングも多用されます。
参照