RTI 命令 (Return from Interrupt)
ソフトウェア割込みから復帰し、中断していた処理を再開します。

RTIオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル 注
40
RTI
Stack
1
6
1
注
1. エミュレーションモード時は1サイクル追加

フラグ変化
nvmxdizc-

ステータスフラグはすべて変更されうる。割込処理の開始前のステータスフラグを再現する。

解説
RTI命令は、ソフトウェア割込を終了し、ソフトウェア割込み発生前に行っていた処理を再開します。
RTI命令が実行する処理の内容はネイティブモード時とエミュレーションモード時で異なります。したがって、ソフトウェア割込の開始前および終了後でエミュレーションフラグの状態が一致していなければなりません。

・ネイティブモード
1. ステータスレジスタをポップします
2. プログラムカウンタをポップします
3. プログラムバンクレジスタをポップします

・エミュレーションモード時
1. ステータスレジスタをポップします
2. プログラムカウンタをポップします
参照