LDY 命令 (Load Index Register Y from Memory)
インデクスレジスタYに対し8ビットないし16ビットの値をロードします。

LDYオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
A0
LDY #const
Imm.
2/ 3
2
1, 4
A4
LDY dp
DP.
2
3
1, 2
B4
LDY dp, X
DP. Idx X
2
4
1, 2
AC
LDY abs
Abs.
3
4
1
BC
LDY abs, X
Abs. Idx X
3
4
1, 3


1. インデクスフラグクリア時は1サイクル追加
2. ダイレクトページの開始アドレスがページ境界になっていない場合1サイクル追加
3. インデクス加算時にページ境界を超える場合は1サイクル追加
4. インデクスフラグクリア時は3バイト。インデクスフラグセット時は2バイト。
 
フラグ変化
n-----z-

n: 読込んだ値のMSBが格納される。
z: 読込んだ値が0の場合にセットされ、それ以外の場合はクリアされる。

解説
LDY命令はオペコードによって指定されたアドレッシングモードに従ってインデクスレジスタYに値をロードします。
ステータスレジスタのインデクスフラグがクリアされている場合は16ビット長のデータをロードし、インデクスフラグがセットされている場合は8ビット長のデータをロードします。
データの読込はリトル・エンディアン方式で行われます。すなわち、バイナリコードでは常に下位バイトが先に配置されます。

参照