STX 命令 (Store Index Register X to Memory)
インデクスレジスタXの値をメモリ上の指定された番地に書込みます。

STXオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
86
STX dp
DP.
2
3
1, 2
96
STX dp, Y
DP. Idx Y
2
4
1, 2
8E
STX abs
Abs.
3
4
1


1. インデクスフラグクリア時は1サイクル追加
2. ダイレクトページの開始アドレスがページ境界になっていない場合1サイクル追加
 
フラグ変化
--------

この命令はステータスフラグを変更しません。

解説
STX命令はオペコードによって指定されたアドレッシングモードに従ってインデクスレジスタXの値をメモリに書込みます。
ステータスレジスタのインデクスフラグがクリアされている場合は16ビット長のデータを書込み、インデクスフラグがセットされている場合は8ビット長のデータを書込みます。
データの書込みはリトル・エンディアン方式で行われます。すなわち、メモリ上では常に下位バイトが先に配置されます。

参照