TRB 命令 (Test and Reset Memory Bits)
メモリビットのテストとリセットを行います。

TRB オーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
14
TRB dp
DP.
2
5
1, 2
1C
TRB abs
Abs.
3
6
1


1. メモリモードフラグクリア時は1サイクル追加
2. ダイレクトページの開始アドレスがページ境界になっていない場合1サイクル追加
 
フラグ変化
------z-

z: アキュムレータとメモリの論理積が0の場合にセットされ、それ以外の場合はクリアされる

解説
TRB命令はアキュムレータのビット反転と指定されたメモリの間での論理積を計算し、その結果をメモリへ、アキュムレータとメモリの論理積の結果をステータスフラグへ返します。
この操作によって、テストするメモリとアキュムレータの間で共通してセットされているメモリビットはクリアされます。それ以外のメモリビットとアキュムレータは変更されません。
ビットテストの結果はZフラグを通して検査します。Zフラグがセットされている場合は、ビットテストで一致するビットがなかったことを表します。

参照