TCLR 命令 (Test and Clear Memory Bit)
メモリビットのテストとリセットを行います。

TCLR オーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
4E
TCLR !abs
TRB abs
Absolute
3
6

 
フラグ変化
n-----z-

n: 結果のMSBがセットされる
z: アキュムレータとメモリの論理積が0の場合にセットされる

解説
TCLR命令は、アキュムレータの論理否定と指定されたメモリの間での論理積を計算し、その結果をメモリに、アキュムレータとメモリの論理積をステータスフラグに返します。
この操作によって、テストするメモリとアキュムレータの間で共通してセットされているメモリビットはクリアされます。それ以外のメモリビットおよびアキュムレータ自体は変更されません。
ビットテストの結果はZフラグと通じて検査します。Zフラグがセットされている場合は、ビットテストで一致するビットがなかったことを表します。

参照