BEQ 命令 (Branch if Equal)
ゼロフラグがセットされている場合に、指定された場所へアセンブリの実行位置を変更します。

BEQオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
F0
BEQ near
PC Rel.
2
2
1, 2


1. 実際に分岐が発生した場合、1サイクル追加
2. エミュレーションモード時1サイクル追加
 
フラグ変化
-------

この命令はステータスフラグを変更しない。

解説
BEQ命令はゼロフラグがセットされている場合に、現在のプログラムカウンタを基準に、オペランドに指定された符号付8ビットオフセットの示すアドレスへプログラムの実行位置を変えます。
通常は、CMP命令などの比較演算を伴って実行されますが、用途によってはそのほかの命令を伴って使用されることがあります。
また、レジスタに"0"を書込んだ際もゼロフラグはセットされるため、比較命令を伴わず使用されることも非常に多いです。

参照