BVS 命令 (Branch if Overflow Flag is Set)
オーバーフローフラグがフラグがセットされている場合に、指定された場所へアセンブリの実行位置を変更します。

BVSオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
70
BVS near
PC Rel.
2
2
1, 2


1. 実際に分岐が発生した場合、1サイクル追加
2. エミュレーションモード時1サイクル追加
 
フラグ変化
-------

この命令はステータスフラグを変更しない。

解説
BVS命令はオーバーフローフラグがセットされている場合に、現在のプログラムカウンタを基準に、オペランドに指定された符号付8ビットオフセットの示すアドレスへプログラムの実行位置を変えます。
通常は、ADC命令などのオーバーフローする可能性のある処理で発生した例外を捕捉するために使用されます。


参照