PLB 命令 (Pull Data Bank Register)
データバンクレジスタへ値をポップします。

PLBオーバーロード
オペコード 構文 アドレッシングモード バイト数 命令サイクル
AB
PLB
Stack
1
4

フラグ変化
n-----z-

n: ポップした値のMSBがセットされる
z: ポップした値が0の場合にセット、それ以外の場合はクリアされる

解説
PLB命令はスタックから8ビットの値をデータバンクレジスタへポップします。プロセッサの動作モードに関わらず常に8ビットの値をポップします。
この命令はデータバンクレジスタの値を変更する唯一の命令です。PEA命令によって適当な値をスタックへ積み、PLB命令を2回実行する方法が通常使用されます。
この際、下位バイトから順にポップされることになるため、最終的にデータバンクレジスタにセットしたい値は、PEA命令のオペランドの上位バイトに記述することになります。

参照