TXTARGETレジスタ

SPC700は3つのタイマーを持ち、T0およびT1のベースレートは128クロックサイクル、T2は16クロックサイクルとなっている。
すべてのタイマーは、8ビットのインターバルタイマーと、その上位に連結される4ビットのアップカウンタで構成され、独立にプログラム可能である。

それぞれのタイマーの動作は3つの段階に分かれている:
ステージ1: 128:1または16:1の8ビットタイマー
ステージ2: 0～255の範囲の値を取るラップアラウンドカウンタ
ステージ3: タイマー出力用の4ビットアップカウンタ

ステージ1は常に行われ、これを制御することはできない。ステージ2はタイマーが有効であるときに、ステージ1のティックごとにインクリメントされる。
この値がスケーリングターゲットに等しいときにステージ3のアップカウンタがインクリメントされ、同時にステージ2は0に初期化される。
ステージ3の出力結果はTXOUTレジスタより取得することができる。